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開発商品

Development products - batch feeder 415x290

Read-Ox社は原料バッチ投入域における溶融ガラスのredox状態をオンライン測定するための、所謂、原料バッチREDOXセンサを開発しています。

測定システムはフィーダーの溶融ガラスREDOXセンサと同様です(水冷保護管と使い捨て型セラミックセンサを基本とします)。しかしながら、センサのデザインはこの位置における溶融ガラスのより一層強い侵蝕性に対処するために、より丈夫なものでなければなりません。

原料バッチセンサは非常に効果的で、そして敏速な溶融ガラスのredoxコントロールループのための理想的な道具・手段として、投入されてくる原料バッチに対して迅速に応答するでしょう。

原料バッチとフィーダー

Development - correlation batch feeder - 470x295

原料バッチ投入域における溶融ガラスのredox(赤色線、1時間作動平均)とフィーダーチャンネルにおける溶融ガラスのredox(青色線)の測定が同時に行われました。これは原料バッチ域における明らかな redox の変動(それぞれ別個の“汚染”カレットバッチによって引き起こされる)は溶融炉内において溶融ガラスが混合された結果、フィーダーにおけるより小さい変動として8 ~ 10時間後に現れることを示しています。

 

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この同時測定から、溶融炉内における溶融ガラスの滞留時間を計算することができます。滞留時間が判ることによって、フィーダー内の溶融ガラスのredox状態(およびガラス製品のその状態)が10時間前に予測することができます(緑色線)。これは、バッチセンサが効果的で、そして敏速な溶融ガラスのredoxコントロールループのための多くの可能性をもつことを示しています。