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IOSI-01‐オンラインの鉄分比率

酸素センサインターフェイスIOSI-01の標準の4..20 mAの出力は溶融ガラス温度( I-out1)、起電力( I-out2)、およびlog(pO2) ( I-out3)です。しかし、溶融炉のオペレーターが冷たいガラスの連続的な鉄分比率(Fe2+/Fetot)をI-out3に選んでもよいでしょう。

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溶融ガラスのlog( pO2)は(多少)科学的な数量です。オペレーターはredox状態を冷たいガラス製品のFe2+/Fetot –比率として表わすことに慣れていることが多いです。鉄分比率は分光光度計によるガラスサンプルの(日々の)オフラインの実験室におけるredox分析の結果です。センサ出力としての同じパラメーターはオペレーターに対してより理解しやすいオンラインのredox測定となり、そして設定値と操作範囲・時期について彼と実験室の要員との間のミスコミュ二ケーションを防ぐでしょう。

オンラインの鉄分比率の出力を始めるにあたり、IOSIは1つの4..20 mA信号としてそのl-in端子に冷たいガラスの実験室による最新のFe2+/Fetot-比率を与えることによって補正されねばなりません。それからは、IOSIはI-out3に、実験室による鉄分比率で補正されて以降測定された酸素電池の起電力の変化と温度変化から計算される、冷たいガラスのオンラインのFe2+/Fetot-比率を示します。

下図はエメラルドグリーン色のビンガラスを溶融している溶融炉のフィーダーチャンネルにおいてREDOXセンサによって測定されたオンラインの鉄分比率を示します。分光光度計によって実験室において測定された鉄分比率でもってIOSIを補正した後、オンラインの鉄分比率の出力を開始することができます。センサによって測定された鉄分比率は、測定の開始以来IOSIの再補正なしに、実験室からの日々の分析された鉄分比率によく対応しているように見うけられます。さらに、オンラインREDOXセンサの付加価値は直ぐに認識できます:実験室からの鉄分比率は、通常、1つのデータ点として24時間に1度入手できるだけですが、一方、連続のセンサ信号は日々のあらゆる瞬間の鉄分比率の変化割合と方向(還元状態/酸化状態)についてのインフォメーションを与えてくれます!

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